成績が上がるには

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)カリキュラムがしっかりしている。

集団塾の多くに共通していることの一つとして、年間のカリキュラムが組みあがっていることが挙げられるかと思います。

そして学年ごとにそうしたカリキュラムがあるわけですから、受験学年ではない場合、上の学年でこの先、どんな風に各教科の単元を履修してく予定かハッキリしていることになります。

このことは、ある意味で一つの安心感に繋がる要素と言えるでしょう。

実際に集団塾を選ぶさいの大きな理由として、多く耳に致します。

カリキュラムによっては、標準的な学校進度より2ヶ月3ヶ月を先に行くスタイルもあれば、ほぼ同時進行で基本的な内容を中心に進めるケースもあります。

また一口に「集団」といっても、わずか数人で授業を行う場合もあれば、20人以上の文字通りの集団で授業を行う場合もあります。

毎回の授業の復習とできたら予習を、自力でしっかり出来る習慣の身に付いた生徒の場合、十分な学習効果を上げることが可能でしょう。

質問や相談事が生じた場合は、自分から聞きにいくと言った積極性も必要です。

カリキュラムが定まっている以上、「もういちど前回の単元をじっくり授業してもらいたいな」という個々人の要望になかなか応えることができません。また止む終えない事由で欠席した場合でも、振替授業が用意されることは、曜日を変えて同じカリキュラムを実施している同学年のクラスがあるような大きな教室で無い限り、難しいと言えます。

その発祥地の名前を名称にいただく(千葉)県下最大規模の集団塾では、かつて一クラス30人を擁する教場で一人の先生が授業を行っていました。

ですが現在では後から立ち上げた個別指導部門の方がむしろ気を吐いているかのような印象さえあります。

翻って私たち(エルヴェ学院)もその一角を担う個別指導塾は、単元・教科ごとの生徒一人ひとりの学習スピード、理解度に柔軟に対応して指導してもらえると言う点で、確かに近年、指導形態として選ばれる保護者の方や生徒さんが増えてきているように感じます。


2)個別指導より料金が安い

これは確かに魅力あるメリットでしょう。

5教科受講することを考えると、個別指導の場合、確かに週に3回と提示されることが多いでしょう。

一方、集団塾では、「週2回でも対応しますよ」と請け負うことが少なくありません。

したがって、「安さ」という一点からのみ考えれば、圧倒的に集団塾に軍配が上がるといえます。

ただ、得点アップに反映する学習効果、生徒一人ひとりに対する指導密度などを度外視すればの話です。

集団指導塾、個別指導塾、それぞれの特徴があります。

それらは生徒さん一人ひとりにとって、長所にもなり、短所にもなりえます。

ですから、その塾がほんとうに自分の目標や性格的なもの、学習習慣やスタイルとあっているか、等について自問してみることは有益です。

そしてなによりも華々しい進学実績などの数字ではなく、どう個性ある生徒個人個人に誠実に向き合ってくれるかをよく判断して、賢明な塾選びをしていきましょう。

次の記事では個別指導塾を選ぶ理由についてお話しようと思います。
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