11038003897

では、いよいよ貴方の目の前に原稿用紙が開かれています。

最初に書くのは何でしょうか?

そうです、タイトルです!

実はこれが意外とクセモノだったりします。

小説化の中には、「タイトルをつけることが出来れば、作品の半分は出来上がったも同然」とまで言い切る方もいます。

それほど大切なことなのです。

でも、ここで悩んで筆が止まってしまっては意味がありません。

そこでタイトルはひとまず置いておいて、書き始めていきます。

もしどうしてもイヤなら、「“○○・・・(本のタイトル)”を読んで」とかどうでも良い名前をくっつけておきましょう。



ところが一難去って、また一難。

今度は、書き出しです。

前回、その本を読んだきっかけを書いてみましょう、と記しました。

でも、「わたしが、この本を読んだ理由は・・・」と書いても面白くありません

誰がでしょう。

読む人が、です。

この点で参考になるのが、映画の宣伝クリップです。

「なぎ倒せーっ!」

「日本列島の大部分は、海面下に沈む・・・」 古いかw

いきなり主人公の絶叫や、意味不明でありえないようなセリフから始まったりします。

ファースト・インパクト 

つまり最初の印象で、「面白そうだな」と、読む人の心を掴んでしまうのです。

たとえば、表紙のイラストがきれいで、手にとって、なんとなく買っちゃった・・・みたいな、どーでもいいありがちな場合でも・・・



「こんな絵、見たことない!」 この本が私を呼んでいるかのようです。見たこともないタッチにわたしの心はどーたらこーたら。こんな~~なら・・・だなあと思いました。帯を読むと・・・・



実は、必ずしも最初に読んだきっかけを持ってくる必要はありません。

そもそも、多少なり字数を稼ぎたいという、純粋とはいえない理由がありました。

だから、いきなり印象に残ったシーンから本編に突入していくのもテです!

作品から、一部分を書き出してみましょう。

あるいは、インパクトある自分の感想からでもかまいません。

“こんなことって本当にあるのだろうか?”

“信じられない!”



いよいよ付箋の貼ったページやメモの登場です。

基本的には、それに肉付けを行っていく作業です。

締めくくりは、これからの自分の未来や希望について“明るく”積極的な決意などを書いておきましょう。

これまでの手順を踏んでおけば、それほど苦労せず感想文の形が出来てくると思います。



ただポイントは、
嘘を書かないことです。

思ってもいないことを書いたところで、文面に感情が入っていないのですぐバレてしまいます。

反対に、あなたが、面白い、楽しいと思って書いた言葉は、多少文章が下手でも、きっと読む人の心を楽しませるに違いありません。



“言葉”には力があります。



ぜひ、少し楽しんじゃおう、位の勢いで原稿用紙に向かってみてください



学習習慣をつけたい、効率の良い勉強方法を知りたいなど
学習に関するご相談は(お問い合わせフォーム)
エルヴェ学院ユーカリが丘校
http://eleveryukarigaoka61.wix.com/mysite#!blank/c8gg
お急ぎの方は
043-463-9251(日曜を除く平日14時から)
までご相談ください。

エルヴェ学院ユーカリが丘校のHPはこちら
http://eleveryukarigaoka61.wix.com/mysite
も是非ご覧ください。