読書感想文2
いちばんやってしまいがちなのは、
ストーリー紹介に終始してしまうパターンです。

『誰が、あれして、これして、あーなって、こーなった。』

で、最後に一言、お言葉を述べる。。

「面白かったです。」 

一丁上がり!!

確かに字数は稼ぐことができます・・・

でも、基本的に読書感想文に、あらすじは必要ありません。

感想文を読んでくれる人は全員、貴方が読んだ本の中身を知っているものとしていいのです。

友達と、映画でもドラマでも、あるいはコンサートでも一緒に行ったとします。

「ねえ、あの場面でさあ・・・」

から感想とか意見を交わしあいますよね。

アレです。

ですから、思いに残った場面やシーンを、読んでるそばからチェックしておきましょう。

ポストイット(付箋)を貼っておくのがいちばんいい手です。

さらに抵抗がなければ、色鉛筆や蛍光マーカーなどで、ページ中の特に印象に残った部分にラインを引いておきましょう。

読み終わったときに、1冊の中に何箇所かそうした付箋が貼られていれば、第1段階は突破です。


さて、大体の流れです。 

組み立て、あるいは文章構成といってもいいでしょう。


   その本を読んだきっかけについて

前回の記事では、ネタとなる作品選びについてお話しました。

そこで、せっかくなので、そのいきさつ(経緯)についても書いてしまいましょう。

字数が稼げます。

もっとも、あまりにも長大なものも考えものです。

原稿用紙2枚を費やして「こうして私は、この本と出合うことが出来たのでした~」とか・・・

それはそれで面白いかも知れませんが、これでは本末転倒になってしまいますw。

また、「何も読みたいのがなかったけど、親が読めって言うんで・・・」とか、なげた理由も避けたいものですw

まずは下書きしてみてください。原稿用紙ではなく・・・


   自分が心を動かされた点について

言わば、読書感想文の心臓部となる部分です。

そこで、いよいよポストイットを貼ったページに戻ります。

貴方はどうして、“そこ”に気持ちがひかれたのでしょうか?

たとえば・・・

「量子力学によると、極微の世界では時間の矢が消失することを示唆しているんだってさ。」

「えーっ?! ほんと? かなりショックなんだけど。 どういうこと? 教えて教えて!」

となりますか?

ならないですよねw

心と言うものは正直です。

自分に全く関係のない、あるいは興味のないことに関しては、ほんとうにどーでもいいのです。

だから、貴方が感動した、あるいは感情を揺さぶられたシーンは、今の貴方の状況や思いに必ず関連付けられているはずなのです。

そこで、まず感じた感情を書いて見ましょう。

単に面白かったではなく、喜怒哀楽・・・つまり「よろこび・うれしさ」「いかり・憎しみ」「かなしみ」「たのしさ・スゴイと感じた・ワクワクした気分」のどれを感じたかを書き出します。

そしてどの“くだり”を読んだときにそう感じたのかを考えてメモします。

いいですか、あくまでもメモです。

まだ、この段階では原稿用紙に向かっていません。

次に、どうしてそのように感じたのか、理由を考えます。

良くあるテですが、「自分がもしその場にいたなら、どう考えて行動するだろうか?」を考えてみるのです。


   自分におきた変化について

読む前にあった作品自体に対する先入観やイメージが、読後どのように変わりましたか?

その本を読んで、何か自分の気持ちやものの考え方に変化が生じましたか?

これからの人生にどのようにそれを生かしていきたいですか?


最後は、ずいぶんと大げさになってしまいました。

でも結局のところ、読書体験と言うのは、もう一人の自分にヴァーチャル(仮想現実)な体験をさせることです。


では次の記事では、そろそろ原稿用紙に向かってみましょうか。



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