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個別塾についてのポイント

個別塾の場合、講習日程というのは、有ってないようなものです。

時間帯に関しても、授業の枠はあるものの、それ以外の縛りは基本的にありません。

カリキュラムも、たたき台となるものは用意されているケースはあります。

ですが、これもあってないようなものです。

なんだか捉えどころがなくて、心配ですか?

いいえ、自分の目的や希望に合わせて、自由に設定できる! 組み立てることが出来る!!

そういう点こそが、個別指導塾の講習の特色だと言っていいでしょう。

ではこのことから、個別塾の講習を利用する際、どんなことに留意する必要がありますか?

 

   よく耳を傾けてくれて、必要なものを必要なだけ受講するように提案してくれるか。

当たり前のことのように思われるかも知れません。

ところが、意外とこのことがおろそかな場合が少なくありません。

特に中3生の場合、部活も終了していよいよ本格的な受験勉強が始まります。

そのときに、こんな風に切り出されるのです。

『5教科総復習するのに、それぞれの教科に最低15コマは必要だね。だから5教科で・・・』

尤も、こうしたセット売りのような提案は以前より減りました。

それでも、無くなった訳ではありません。

ポイントははっきりしています。

まずはキチンと生徒の話す現況に、十分以上の注意を払って耳を傾けてくれるか。

どの教科のどの単元の、場合によってはさらにどの部分が苦手であるか。

また中3であれば、目標偏差値に到達するため------

何を、どれだけ、いつ、どのように 目標に向けて学習して行くか。

このようなことをていねいにキチンと提案してくださる塾でしょうか?

それが通うべきか見極める大きなポイントとなります。

 

   日程の自由度にも限界あり。振替えの希望にも慎みが必要。

とは言え、基本的に自由ではあります

授業コマ数も自由に設定できます♪♪

とは言え、「この日のこの時間帯に授業受けたい」という気持ちは、他の人にも共通するものです。

ですから希望しても、「ごめんなさい。もうその時間は埋まってしまって・・・」というケースがありえるのです。

振替え授業も同様です。

特に、直前になっての授業日・時間の変更は、できるだけ避けたいものです。

また、授業のある日を間違えた、あるいは授業時間帯を忘れてしまった・・・ 

このような悲劇は、慣れないうちは意外と生じやすいものです。

個人個人、一人として同じ講習日程がない個別指導塾の講習ならではの失敗と言えそうです。

必ず日程表を、いつでも確認できるよう、家の中にも貼っておきましょう。

ブースで囲ってある席ならでは落ち着いた自習スペースを提供できるのも個別塾です。

空いている先生を捕まえて質問したり、思う存分塾を使い倒すことが出来ます。


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