ひきつづき理科の問題分析と平均点についてです。

大問1は小問集合でした。(1)(2)はサービス問題。正解できるものだと思います。
(3)は気団の配置図を覚えていればOK、(4)は教科書を読んであれば整形できます。
(3)(4)は少々難しいような気がします。

大問2は呼吸の仕組みについて。(2)(3)aは教科書をしっかり読み込んでおく必要が
あったと思います。(3)は正解しにくい感じがします。

大問3は電流。オームの法則を使っていますが電流の出題の割には例年より易しい
感じがしました。(1))は配線を記入する問題。ここは電流計と電圧計のつなぎ方の
ルール通り書きましょう。回路図で見たことがあってっもなかなか正確に書けない受験生
もいると思います。(3)はしっかり問題文を読み込みオームの法則に従って考えられた
のかが正解のカギとなります。

大問4は水溶液に関する問題。ここも例年より易しくできているような感じでした。計算が
からんでくると思いきやすべてサービス問題のような感じです。

大問5は地層に関する問題。小問では地層ってでることがありましたが確か久しぶりに
大問として地層に関する内容が出てきました。(1)答えられそうで答えにくい問題です。
漢字の間違えに注意です。(”推積”とか”堆績”とかかないこと)
(2)はXは選べても最終的にアかイかが判断付きにくかったと思います。
(3)は地層の模式図、図2の柱状図をもとに冷静に考えられたかどうかです。
ここまでの中ではこの設問は難しい方だったと思います。ここから問題の難易度が
変化していると思われます。

大問6は浮力に関する問題。(1)は力を矢印で示し考えていければ正解できます。
(2)は計算です。仕事=力の大きさ×移動距離ですが力の大きさが0.8Nであること
移動距離が10cmと書かれているが公式に当てはめる際に0.1mに直すことが
要求されてきます。選択肢の方は浮力は体積によって変わることを覚えていれば
選べるのですがちょっとと難しいかもしれません。
(3)(4)もそこそこの難易度です。記述問題なので正答率が下がると思います。

大問7は天体。(1)はサービス問題でしょう。(2)は天球の図を教科書で見ておければ
正解できます。(3)は何となくで右半分か左半分かで考えて正解できちゃった受験生
も多いのではと思います。
天体の出題としては難易度は低めだと思います。

大問8は生殖に関する問題。(1)の栄養生殖。教科書には太字で載っていますが
受験用のまとまった問題集の解説などにはあまり載っていません。だから考えて
しまった受験生も多いと思います。(2)は雄雌がないものをすべて選べばOK。
でも”すべて”といわれて全て書けなかった受験生も多いと思われます。
(3)は文中から90本を÷2して答える。(4)は染色体の組み合わせに関して
”適当でないもの”ということを見落とさず、これまで見てきた図を基に考えられる
かがカギです。

大問9はイオンと化学電池。(1)は化学電池の+-の向きを覚えていないと厳しい
と思われます。ここは判断に苦しんだと思います。(2)~(4)これらは答えにくく
おそらく正答率が低くなると思われます。

問題全体を見ていくと比較的例年より前半は易しめですが大問5のあたりから
難しくなるので心を折られる問題だと思います。
でも難しくなった大問5以降で大問7は天体の割には易しいので解きやすかった
と思います。

去年と比べても点が取りやすい問題だったので平均点が現状維持もしくは微増してくる感じがします。

平均点はこれまで

平成27年前期平均:57.1点

平成26年前期平均:43.9点

だったので今回も

57~59

ぐらいだとおもわれます。
5教科の中では高めの平均です。
特に上位校を狙っている受験生はあまり差がつかない問題なのかもしれません。

ところでこの理科の平均点を見ていると毎年高いように思われます。
平成26年前期は難しくしすぎたようで低いのですが平成26年後期~平成27年後期
にかけては55点以上の平均になっています。今回も比較的高めのようです。

ということは今度の後期あたりは難しくなると警戒しておく方がいいと思います。
そのままの難易度ならいいかもしれませんが・・・